2015年11月21日(土)
PRIDE 2014年 イギリス
イギリスのサッチャー政権時代に行われた炭鉱閉鎖にまつわる映画って多いですよね。
「フルモンティ」「リトル・ダンサー」「ブラス!」・・・などなど。
どれも泣けるいい映画でした。
そして、この映画もそんな一本です。
いまでも作られ続けるということは、それだけ多くのドラマを産んだ時代だったのですね。
1984~85年の物語ですから30年前です。
最近でこそやっとLGBTなどと言われて、社会的な関心が高まってますが、
このころはイギリスでもひどい扱いを受けていたのですね。
そして、同じくひどい状態だった炭鉱ストの人たちと連携しようと始まるのがこの物語。
偏見と闘い続け、逆境を活用してパワーにしていくという面々の心意気に、何か所か涙が出ました。
中でも炭鉱の人たちが歌う「Bread & Roses」は素晴らしかったなぁ。
偏見の中で、つながりを広げるのはいつも女性であり、子供たちなんですよね。
こういう時男たちは頭が固くてダメ。
ロンドンとウェールズを行ったり来たりという事になり、途中長い橋を車が走ります。
これはセバーン川にかかるセバーン橋でしょうか。
とてもきれいで、しかもとても長く、まるで人々をつなぐための架け橋のように見えます。
その他にも、美しい自然が随所に映し出されて、イギリス映画らしさを感じました。
後半、様々な障害や無理解からそれぞれが苦悩していきますが、
題名のごとく、PRIDEが蘇るという、実話をもとにしたこの映画、とても感動しました。
(ギンレイホール)
監督マシュー・ウォーチャス
脚本スティーヴン・ベレスフォード
製作総指揮キャメロン・マクラッケン 、 クリスティーン・ランガン 、 ジェームズ・クレイトン
製作デヴィッド・リヴィングストーン
撮影タト・ラドクリフ
美術サイモン・ボウルズ
音楽クリストファー・ナイチンゲール
編集メラニー・アン・オリバー
衣裳デザインシャーロット・ウォルター
ヘアメイクナディア・ステイシー
キャスティングフィオナ・ウィアー
●出演者
クリフビル・ナイ
ヘフィーナイメルダ・スタウントン
ジョナサンドミニク・ウェスト
ダイパディ・コンシダイン
ジョージョージ・マッケイ
マイクジョセフ・ギルガン
ゲシンアンドリュー・スコット
マークベン・シュネッツァー
クリス・オーヴァートン
ステフフェイ・マーセイ
ジェフフレディ・フォックス
ジェシカ・ガニング
ヨシュア・ヒル
リサ・パルフリー
リズ・ホワイト
モニカ・ドラン
ロードリ・メイリー
ニア・グウィン
カイル・リース
カリーナ・フェルナンデス
ジェシー・ケイヴ
マシュー・フリン
メナ・トラスラー
ジャック・バックス
リー・シェパード
マリーアン・ダイアモンド
ジョニー・ギボン
ディファン・ドワィフォー
※データはmovie walkerです。