2019年4月7日(日)
東宝 2012年
有名なマンガ作品ですね。
まさかの日本の濃い顔キャスティングで映画化されるというのは、それだけでも一本!でした。
ヘンにリアル過ぎず、かといってチープにもなりすぎず、
とてもちょうどいい感じに出来上がっていて、感心しました。
こういう役に阿部寛ってぴったりです。ちょっとおかしなキャラ。
真美は山形県出身なんですね、そこの温泉宿が実家というのも楽しいです。
なぜ日本の銭湯にくるのか、家庭風呂にくるのか、ショールームにくるのか。
それは一応説明されるのですが、結局はけっこういい加減。
でもこのいい湯加減さが、なかなかいい感じです。
それでも、原作のうまくできるところを殺さずに実写化できているところは素晴らしい。
富士山の絵、手桶、脱衣駕籠、フルーツ牛乳などが展開されていくところは楽しいです。
それは銭湯の気持ちよさをみな理解してるからうれしいんですね。
シャワーキャップ、シャンプーポンプ、あかすりなどもね。
おしり洗浄トイレ、自動フタ開閉、音楽付きあたりになると、ちょっと恥ずかしい感じにもなりますけど。
古代ローマの勉強にもなります。
ローマってものすごく大きかったんだなぁ、と改めて思うし。
ローマの公衆浴場ってこんな感じか、とか。
まあ、おおきな悪ふざけみたいな気持ちは否めませんけどね。
監督武内英樹
製作亀山千広 、 市川南 、 寺田篤 、 浜村弘一
原作ヤマザキマリ
脚本武藤将吾
音楽住友紀人
●出演(ここはWikipedia)
ルシウス - 阿部寛 古代ローマ帝国の浴場設計技師にして主人公
山越真実 - 上戸彩 普段は派遣社員として働く漫画家志望。
ハドリアヌス - 市村正親 第14代ローマ皇帝
ケイオニウス - 北村一輝 次期皇帝候補
アントニヌス - 宍戸開 次期皇帝候補
マルクス - 勝矢 ルシウスの友人
館野 - 竹内力 厳つい男。ルシウスからは百人隊長と称されている。
山越修造 - 笹野高史 真実の父
山越由美 - キムラ緑子 真実の母
岸本 - 外波山文明 棟梁
名倉 - 飯沼慧 長老
最上 - 岩手太郎 教授
大西 - 木下貴夫 グルメ
銭湯にいる老人 - いか八朗
銭湯にいる中年 - 神戸浩
銭湯にいる中年 - 長野克弘
平井道子 - 内田春菊 漫画家で真実の師匠
平井卓三 - 菅登未男 道子の義父。
宇治野 - 森下能幸 真実が派遣されていたショールーム会社の社員
ショールーム部長 - 蛭子能収
伊丹登 - 松尾諭 真実の見合い相手
金精様を見る女性 - 路井恵美子
金精様に乗る女性 - 桜井千寿
敬太 - 小野寺文哉 ワニ園に居た双子
将太 - 小野寺慶之 ワニ園に居た双子
おばあさん - 花原照子 銭湯の番台に居た老女
※データはmovie walkerです。