2019年6月14日(金)
GODZILLA: KING OF MONSTERS アメリカ 2019年
うーん、やっぱり家族ドラマになってしまうんですね。
それも少女がキーになるという、ハリウッドの定番のような。
日本映画でも少女や少年を中心にもってきて、つまりそういう年代の人たちを共感させるために筋立てをつくるんでしょうが、それが、それ以外の年代にはつまらないんですけどね。
「パシフィック・リム」(第1作)、「シン・ゴジラ」とも、主人公が大人で、へんなファミリー仕立てになっていないから面白かったのに。
もちろん、映像や音の迫力は抜群で、モスラのテーマなんて涙ものですが。
ちょっと残念だなぁ。
最初から怪獣がこれでもかっていうぐらい出てきて、しかも見たことのある場面が端々にあったりして、ファンにはたまらないつくりですけど、それでもやっぱり面白くないのは筋立ての問題でしょうね。
あるいは、ずっと出てるのでメリハリがないとか、ドラマ部分がいい加減だ、とかあるかも。
ゴジラの寝床(?)に入っていって、そこで原爆を爆破させるって、なんだか酷いことを平気でやってるのは、いかにもアメリカンな感覚に思えたりもします。
ゴジラはもっと神聖なもの、いや、畏れ多いものなんですからね。
次のキングコングとの闘いも、なんだか心配。
監督マイケル・ドハティ
製作アレックス・ガルシア 、 ジョン・ジャシュニ 、 マリー・パレント 、 ブライアン・ロジャース 、 トーマス・タル
製作総指揮坂野義光 、 ロイ・リー 、 ダン・リン 、 奥平謙二 、 ザック・シールズ 、 バリー・ウォルドマン
脚本マイケル・ドハティ 、 ザック・シールズ
撮影ローレンス・シャー
音楽ベアー・マクレアリー
オリジナル「ゴジラ」テーマ作曲伊福部昭
プロダクション・デザインスコット・チャンブリス
●出演
Mark Russellカイル・チャンドラー
Dr. Emma Russellヴェラ・ファーミガ
Madison Russellミリー・ボビー・ブラウン
Dr. Vivienne Grahamサリー・ホーキンス
Dr. Ishiro Serizawa渡辺謙
Dr. Ilene Chen and Dr. Lingチャン・ツィイー
Dr. Rick Stantonブラッドリー・ウィットフォード
Jonah Alanチャールズ・ダンス
Sam Colemanトーマス・ミドルディッチ
Colonel Diane Fosterアイシャ・ハインズ
※データはmovie walkerです。