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アシュラ(2016)

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2017年6月25日(日)
Asura: The City of Madness 2016年 韓国

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新文芸座で「お嬢さん」との2本立てでみたのですが。
いや、へとへとになりました。いい意味で。

しかし韓国映画のパワーってやっぱりすごいですね。
日本映画もすごいのですが、突き抜け方がちがうっていうか、そこまで行きますかって感じです。

物語としては、病気の妻をかかえる刑事が、ちょっとした捜査のトラブルから人を死なせてしまう。
それを隠そうとして、検察側から、勢力を拡大している悪徳市長への侵入捜査を持ちかけられる。
そもそもは、その市長にも世話になっている身のドギョンは、果たしてどうなるか?

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ドギョン演じるチョン・ウソンは、なんだか西島秀俊似で、それがひどい汚れ役をやるのでハラハラします。
ボコボコに殴られるわ、手下の若者に裏切られるわ、検察と市長の間で板挟みになるわで大変です。

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一番興奮したのは、とてつもないカーアクションですね。
側壁にこすりながらの猛スピードで、火花散りながらの凄い場面があるのですが、どうやって撮っているんでしょうか!

あと、韓国映画らしいといえば、激しい暴力シーン。
市長が自分の頭をカッターナイフでわざと切らせるなんて、思いつきますか?
ラストの方でも腕切らせようとするなんて、どうかしちゃってる。

そんな市長がトップなんだから、推して知るべし。
葬式の場で繰り広げられる、検察メンバーとの壮絶な殺し合いは、もう勘弁してってレベルです。
だいたい、ドギョンがグラスをバリバリかみ砕くあたりから痛いし。

市長が下半身丸出しのまま熱っぽく語る場面とか、名場面もたくさんあります。

とにかく、どうしようもないやつらの世界がたっぷりと描かれています。
わたしはもういいけど。

監督キム・ソンス
武術監督ホ・ミョンヘン
脚本キム・ソンス
プロデューサーハン・ジェドク
撮影監督イ・モゲ
美術監督チャン・グニョン
●出演者
ハン・ドギョンチョン・ウソン
パク・ソンべファン・ジョンミン
ムン・ソンモチュ・ジフン
キム・チャインクァク・ドウォン
ト・チャンハクチョン・マンシク

※データはmovie walkerです。

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