２０１４年１２月２０日（土）
Flightplan 2005年 アメリカ
全体のムードはいいんですけどねぇ。
冒頭、ベルリンの地下鉄でしょうか、ジョディ・フォスターが茫然とたたずむ。
徐々に、夫が死亡したということがわかってくる。
アパートの子供部屋で娘と寝る。向かいの家に不審な男たち。
高まる緊張、空港で一瞬いなくなる娘・・・。
スリリングな展開で、どんどん引き込まれていくんですが、
途中から、ん？んん？んんん？となってしまいます。
それは、あまりに設定が無茶なこと。
これ結構無理じゃないの？ということが、立て続けに起きていって、最後までっていう感じです。
途中から少しタガが外れて、最後は大嘘の果てみたいなところでしょうか。
ジョディ・フォスターも途中からはやり放題で、手錠をかけられたところで拍手がおこるんですが、そっちに同感してしまいます。
機長（ショーン・ビーン）もかわいそうに思えてくる。
ネタばらしの後があまりにもあっけないですね。
低予算のホラー映画みたいな印象になってます。
あそこまではいいんだけどなー、って、スティーブン・キングにもありますね。
まあ、幸か不幸か1時間30分ちょっとで終わるんで、そういう意味ではちょうどいい長さでもあります。
しかし、最後まで誤解していたアラブのおじさんに謝ったほうがいいよねー。
あんなことまで言われて、自分なら耐えられないですけどね。
関係ないけど、欧米の子供部屋の壁って、青地に雲っていのが定番なんでしょうか？
監督ロベルト・シュヴェンケ
脚本ピーター・Ａ・ダウリング 、 ビリー・レイ
製作総指揮ジェームス・ウィテカー 、 チャールズ・Ｊ・Ｄ・シュリッセル 、 ロベルト・ディノッジ 、 エリカ・ハギンズ
製作ブライアン・グレイザー
撮影監督フロリアン・バルハウス
プロダクション・デザインアレグザンダー・ハモンド
音楽ジェームズ・ホーナー
編集トム・ノーブル
衣装デザインスーザン・ライヤル
翻訳戸田奈津子
●出演者
カイル・プラットジョディ・フォスター
リッチ機長ショーン・ビーン
カーソンピーター・サースガード
フィオナエリカ・クリステンセン
ステファニーケイト・ビーハン
オバイドマイケル・アービー
アハマドアサフ・コーエン
ジュリアマーリーン・ローストン
※データはmovie walkerです。