2016年2月11日(木)
Constantine 2005年 アメリカ
メキシコで、ハーケンクロイツの旗にくるまれた「運命の槍」を発見するところから始まる。
悪魔ものの定番な感じですね。
この映画のエクソシストは、肺がんでシニカルな、一度自殺を図った男。
悪魔祓いをやっているところで異変に気づき、悪魔とのせめぎ合いに突入していく。
レイチェル・ワイズは、「見える」双子を演じて、なかなかの活躍。
ハーフ・ブリードなるバルサザール(ギャビン・ロズデイル)もなかなかの存在感。
あのコイン回しなど、映画的にいいですね。
白目になる太った神父(プルット・テイラー・ヴィンス)、中立な能力者ミッドナイト(ジャイモン・ハンスゥ)などキャラが豊富。
ただ、ガブリエルのティルダ・ウィンストンはどうかなぁ。着てるものも微妙なところ。
特殊映像もお腹いっぱいになるほどあります。
地獄があんな感じなのは、やっぱり日本とは違うし、鬼的な生き物がちょっとひどすぎる容貌なのはやりすぎかな。
天国が出てきてもいいのになと思ったり。
しかし、テンポがすごく良くて、話も分かりやすいので、どんどんのめり込んでいきます。
細かいところもいちいちこだわってるんでしょうね。日本人ではわからない事も多そう。
シンシン刑務所の電気処刑イスが地獄にいく「イス」というのがあったり。
あとは意外とクライマックスがあれっというくらいなのがやや不満。
ガブリエルもねぁ、あれではなぁ。
以下ネタバレですが、あれで肺がん直されてしまうってのが、笑ってしまった。それっぽかったですが。
そしてエンドロールのあとにもひとエピソード。
チャズ(シャイア・ラブーフ)の墓にライターを置くと・・・。
気の早い人はこれを見逃します。
監督フランシス・ローレンス
脚本ケヴィン・ブロドビン 、 フランク・カペロ
原作ジェイミー・デラノ 、 ガース・エニス
製作総指揮ギルバート・アドラー
製作ローレン・シュラー・ドナー 、 ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ 、 ベンジャミン・メルニカー 、 マイケル・E・ウスラン 、 アーウィン・ストッフ 、 アキヴァ・ゴールズマン
撮影フィリップ・ルスロ
美術ナオミ・ショーハン
音楽ブライアン・タイラー 、 クラウス・バデルト
編集ウェイン・ウォーマン
衣装(デザイン)ルイーズ・フログレイ
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ジョン・コンスタンティンキアヌ・リーヴス
アンジェラ・ドッドソン/イザベル・ドッドソンレイチェル・ワイズ
チャズシャイア・ラブーフ
ミッドナイトジャイモン・ハンスゥ
ビーマンマックス・ベイカー
ヘネシー神父プルット・テイラー・ヴィンス
バルサザールギャビン・ロズデイル
ガブリエルティルダ・スウィントン
ルシファー(サタン)ピーター・ストーメア
※データはmovie walkerです。