2015年8月29日(土)
Marley & Me 2008年 アメリカ
ミシガンでの結婚式が雪で寒すぎ、フロリダに引っ越すというのがまずアメリカンですね。
新聞記者の同僚から、子づくりを先延ばしするために飼えと言われたラブラドール・リトリーバーが発端。
人間でも、バカな子ほどかわいいと言いますが、これはペットでも同じなんでしょうね。
とにかくこれでもかというくらいにトラブルの連発。
あげく、子供が生まれてもそれがあまり苦労に思えないほど?というのもわかる。
犬中心の物語かというとそうではなく、夫婦の仕事の考え方や子育てからのトラブル、夫婦げんか、生活と成長などがうまく描かれていて、主役の二人がいやみなく演じているので好感がもてます。
しかし、アイスランドへの旅行で雇った犬の世話付の留守番役の娘は、さすがに怒るよなぁ。
結局3人の子供との家族となって、最後を看取るまで、アメリカのアッパーミドルの生活が実感溢れる映画と思います。
友人の記者が独身で活躍していくのを見ながら、自分は記者希望からコラムニストに転身していくわけですが、このあたりの描写も何気ないなかで、その一抹の寂しさもきちんと描いています。
クリアランス・パピィと言われたマーリー(カーラジオのボブ・マーリーからとったという安直さですが)の人生(犬生)はハッピーエンドですね。
それにしても、キャスリーン・ターナーが出てこないな、と思っていたら・・・!
なんとあの調教師とは。これが一番のびっくりです。
監督デイヴィッド・フランケル
脚本スコット・フランク 、 ドン・ルース
原作ジョン・グローガン
製作総指揮アーノン・ミルチャン 、 ジョージ・カラッシオロ・JR
製作カレン・ローゼンフェルト 、 ギル・ネッター
撮影監督フロリアン・バルハウス
プロダクション・デザインスチュワート・ワーツェル
音楽セオドア・シャピロ
音楽監修ジュリア・ミシェルズ
編集マーク・リヴォルシー
衣装デザインシンディ・エヴァンス
キャスティングマージェリー・シムキン
字幕松浦美奈
●出演者
ジョンオーウェン・ウィルソン
ジェニージェニファー・アニストン
セバスチャンエリック・デイン
ミス・コーンブラットキャスリーン・ターナー
アーニー・クラインアラン・アーキン
パトリック(10歳)ネイサン・ギャンブル
リサヘイリー・ベネット
※データはmovie walkerです。