2015年8月22日(土)
STATE OF PLAY 2008年 イギリス/アメリカ
出だしからとてもスリリング。
主演の二人を中心に、演技陣も素晴らしい。
展開も二転三転して、スピード感あふれる物語にハラハラします。
議員と新聞記者、軍事企業の影をあばく、というのはありがちな設定なのですが、
それが先の読めないまま進んでいくところがうまいです。
新聞社の内幕や人間関係も描写が効いてます。
ヘレン・ミレンの編集長とラッセル・クロウのやり取りなんかい感じです。
そこに愛人問題や過去の友人関係が絡んできて・・・。
ベン・アフレックはなんだかこんな役柄が似合うことになってますね。
ただ、ラストを見せられると、あれっていう感じですね。
ちょっとひねりすぎじゃないか、というくらいです。
あそこまで緊迫させてきて、あれはないんじゃないのかなぁ。
巨悪の追及はどうなってしまったんだ、と言いたくなるんですね。
いい感じだっただけに、ちょっと残念です。
エンドロールの新聞が製版されて印刷、配送されてく様子をスタイリッシュに見せてくれたところも良かったです。
でも、結局ヘッドラインは消されてないですよね。まあどっちでもいいんですけどね。
監督ケヴィン・マクドナルド
脚本マシュー・マイケル・カーナハン 、 トニー・ギルロイ 、 ビリー・レイ
原作ポール・アボット
エグゼクティブプロデューサーポール・アボット 、 リザ・チェイシン 、 デボラ・ヘイワード 、 イー・ベネット・ウォルシュ
プロデューサーティム・ビーヴァン 、 エリック・フェルナー 、 アンドリュー・ハウプトマン
撮影ロドリゴ・プリエト
プロダクション・デザインマーク・フリードバーグ
音楽アレックス・ヘッフェス
編集ジャスティン・ライト
衣裳デザインジャクリーン・ウェスト
キャスティングアヴィ・カウフマン
●出演者
キャル・マカフリーラッセル・クロウ
スティーブン・コリンズベン・アフレック
デラ・フライ レイチェル・マクアダムス
ロンダ・シルヴァーケイティ・ミクソン
ドミニク・フォイジェイソン・ベイトマン
アン・コリンズロビン・ライト・ペン
キャメロン・リンヘレン・ミレン
ジョージ・ファーガス ジェフ・ダニエルズ
※データはmovie walkerです。