2015年7月19日(日)
MAPS TO THE STARS 2014年 カナダ・アメリカ・ドイツ・フランス
新文芸坐のプログラムです。
いあ、ジュリアン・ムーアには驚かされますね。
おならぷーですから。
ハリウッドの日常、裏側。
特に、子役の態度の悪さは、たぶんどこでも一緒なんでしょう。
この映画の縦糸は、兄妹での結婚の秘密。
横糸は焼死してしまう母や火事での傷。
あるいは、縦糸がハリウッドセレブの日常で、横糸が過去の傷を持つ人たち。
死者を見てしまう能力の姉弟が一層不思議な味になっている。
年を取った過去の女優の焦り、ねたみ、そねみ。
キャリー・フィッシャーが出てきたのにはびっくりしました。
ツイッターでつながったというのも、今ふう。
ミア・ワシコウスカは、ぜんぜんかわいくなくて(もちろんそう演じているのでしょうが)、シシー・スペイセクの「キャリー」を思い出してしまいました。
誰も幸せにならない映画。
スターへの地図、星へゆくマップ。
これも掛詞になっているのですね。
不条理の世界、この世編ということで、「嗤う分身」との2本立てはずっしりと来ました。
監督デイヴィッド・クローネンバーグ
脚本ブルース・ワグナー
エグゼクティブプロデューサーベネディクト・カーヴァー 、 ルネ・タブ 、 パトリス・セロー
プロデューサーサイード・ベン・サイード 、 マーティン・カッツ 、 マイケル・メルクト
撮影ピーター・シャシスキー
プロダクション・デザインキャロル・スピア
音楽ハワード・ショア
編集ロナルド・サンダース
衣裳デザインデニス・クローネンバーグ
キャスティングディアドラ・ボーウェン
●出演者
ハバナジュリアン・ムーア
アガサ・ワイスミア・ワシコウスカ
スタッフォード・ワイス博士ジョン・キューザック
ジェローム・フォンタナロバート・パティンソン
ベンジー・ワイスエヴァン・バード
クリスティーナ・ワイスオリヴィア・ウィリアムズ
キャミィキアラ・グラスコ
クラリス・タガートサラ・ガドン
ジェニードーン・グリーンハルグ
スターラ・ゲントジェニファー・ギブソン
ダミアンゴード・ランド
レットジャスティン・ケリー
サムニアム・ウィルソン
ケーラエミリア・マッカーシー
ハリエットアンジェラ・フルトン
※データはmovie walkerです。