2018年7月21日(土)
SPOTTED PRODUCTIONS 2012年
いきなり3を観てしまいました。
しかしいいですね。
何よりも、出てくるのがわけのわからないラッパーたちというのが面白い。
地方の、何もない者たちのエネルギーがラップにつぎ込まれて、うずまいている。
でもそこもやっぱり最低なわけで。
そんな最低の中でも、どうあがいていくのかっていうのが、やっぱりドラマなんですね。
マイティ(奥野瑛太)がラスト近くで、ドレイベヤの鍵をあけて逃がすのが、ちょっと象徴的。
すごいなーと思ったのは、日光のラップバンド。
彼らの三猿にかけたへんな自己紹介と、そこのDJの眠り猫のバリバリの栃木弁と、「このマ〇コ顔野郎」っていう口癖と、その実家のたぶん農家の感じ。
サイコーにおかしい。このバンド応援したい。
あと、ほとんどが長回しで取られていて、ラストもものすごい長回し。栃木で開くへんなフェス、それでもかっこいい。
これはすごい。
監督入江悠
脚本入江悠
撮影三村和弘
音楽岩崎太整
編集入江悠
MA(音声編集)山本タカアキ
●出演者
マイティ 奥野瑛太
イック 駒木根隆介
トム 水澤紳吾
相沢一美 斉藤めぐみ
MC林道北村昭博
等々力辰彦永澤俊矢
山下紀夫 ガンビーノ小林
高島紀代美美保純
※データはmovie walkerです。