２０１５年１月１８日（日）
Kauas pilvet karkaavat/Drifting Clouds 1996年 フィンランド
「愛しのタチアナ」に続いてみました。
こちらはちょっと暗い物語で、一生懸命な人たちの物語ですね。
そういう点で、少し違う印象でした。
ソニーのカラーテレビを買ったのにリストラ。
妻のほうもレストランがチェーン店に乗っ取られて解雇。
夫婦でなんとか職を探すけれど、まったくうまくいかず、ぎりぎりのところで・・。
なんとなく女の強さがにじみ出る物語です。
男は変な奴ばかり。
そもそも酒浸りのコック。
カードで決めるリストラ。
雇用サービス会社の不思議な感じ。
ルーレットで当然のようにスルし。
二件目のレストランのいいかげんな感じもすごく印象的です。
大きな男の作業員もすごく変な感じ。
それでも再生の物語として心に残ります。
ラストがね、どきどきで、いいですよね。
監督アキ・カウリスマキ
脚本アキ・カウリスマキ
製作アキ・カウリスマキ
撮影ティモ・サルミネン
美術マルック・ペティレ
音楽シェリー・フィッシャー 、 ユッカ・サルミ
録音ヨウコ・ルッメ
編集アキ・カウリスマキ
衣装（デザイン）トゥーラ・ヒルカモ
●出演者
Ilonaカティ・オウティネン
Lauriカリ・ヴァーナネン
Mrs. Sjoholmエリナ・サロ
Melartinnサカリ・クオスマネン
Lajunenマルク・ペルトラ
Forsstromマッティ・オンニスマー
Child in the Photographマッティ・ペロンパー
※データはmovie walkerです。