2017年11月25日(土)
Message in a Bottle 1999年 アメリカ
まあ、ハーレクイン的な映画とでもいいましょうか、そういう風合いです。
テリーサ(ロビン・ライト・ペン)は、シカゴ・トリビューンの調査員。
夫の浮気で離婚していて、息子を元夫の面会に預ける場面から始まります。
一人で休暇を過ごす海岸で、手紙の入ったボトルを偶然拾い、その文面に気持ちを惹かれて会社で話したことが、編集長のコラムに使われて新聞に掲載され、その反響が大きく、同じようなボトルがあと2つみつかる。
どうしても気になって、調査を進めると、場所が特定されて、実際にその地に行くことにする・・・。
美人ライター、妻を病気で亡くした美男の漁師(ヨット技師)、前の結婚の失敗から踏み出せない二人。
いかにもの設定で、いかにもの展開なので、どうでもいいわとなりますが、ロビン・ライト・ペンファンとしてはそれでも我慢します。
ケヴィン・コスナーのダサめの服装も悪くないし、ヨット(ボート?)で駆ける海の気持ちよさもなかなか。
そして何より、ポール・ニューマン演じるお父さんがいいですね。
必要最小限で、ウィットにとんだセリフを言ってくれる、こんな存在があると理想的だし、それがポール・ニューマンですからね。
というわけで、筋書きも登場人物も、まずありえない設定の物語ですが、まあそういうものとして見れば楽しめます。
といっても、ちょっと音楽がべたべたすぎるきらいあり。
もう少し抑えていれば、感じも変わったかもしれないので、残念です。
いや、この筋書きだからこの音楽、なのかもしれませんね。
監督ルイス・マンドーキ
製作ケヴィン・コスナー 、 デニーズ・ディ・ノヴィ 、 ジム・ウシルソン
原作ニコラス・スパークス
脚本ジェラルド・ディ・ペゴ
撮影カレブ・デシャネル
衣装デザインバーニー・ポラック
音楽ガブリエル・ヤーレ
美術ジェフリー・ビークロフト
編集スティーヴ・ワイスバーグ
●出演者
Garret Blakeケヴィン・コスナー
Theresa Osborneロビン・ライト
Dodge Blakeポール・ニューマン
Johnny Landジョン・サヴェージ
Lina Paulイレーナ・ダグラス
Charlie Toschiロビー・コルトレーン
Jason Osborneジェシー・ジェイムス
Marta Landベセル・レスリー
Hank LandTom Aldredge
Alvaヴィヴェカ・デイヴィス
Andyラファエル・スバージ
Chetリチャード・ハミルトン
Helen at the B&Bローズマリー・マーフィー
※データはmovie walkerです。