2016年1月11日(月)
エレファントハウス 2015年 日本 フランス ドイツ
新文芸坐で「きみはいい子」との二本立てで見ました。
こちらもとてもいい映画でした。
小豆の「旅の話をきいてあげる」徳江さん。
おもてなしをして、やさしくみまもることの大切さを説く。
この世にあるものはすべて言葉をもっているのよ。
さくら、月に見入る徳江さん。
そんな彼女の想いに呼応するように、店に客が増えていく。
そして、口さがない世間に合わせるように、店は改装され、オーナーの親せきの若者にまかされていく。
セキセイインコのマービーを、なんとかしろと母にいわれるワカナ。
この内田伽羅が、なんとも素晴らしい。
朴訥にしゃべるだけなのだけれど、せりふ以上のことが伝わってくるというか。
祖父、祖母の血、両親の血があるんでしょうか。
おいしいときは笑うんだよ。
手紙やテープレコーダで伝わる事。
少し「ショーシャンクの空に」(というより「刑務所のリタ・ヘイワース』ですが)を思い出しました。
そしてラストがまたいいですね。
監督河瀬直美
脚本河瀬直美
原作ドリアン助川
企画組画
プロデューサー福嶋更一郎 、 大山義人 、 マサ・サワダ
制作組画
共同制作COMME DES CINEMAS
撮影穐山茂樹
美術部谷京子
主題歌秦基博
録音森英司
照明太田康裕
衣裳小林身和子
宣伝プロデューサー米満一正
音編集ロマン・ディムニ
サウンドデザイナーオリヴィエ・ゴワナール
●出演者
徳江樹木希林
千太郎永瀬正敏
桂子市原悦子
ワカナ内田伽羅
どら春のオーナー浅田美代子
ワカナの母水野美紀
陽平太賀
若人兼松若人
村田優吏愛
高橋咲樹
竹内海羽
※データはmovie walkerです。