Quantcast
Channel: いまごろこの映画?
Viewing all articles
Browse latest Browse all 788

ロスト・イン・トランスレーション(2003)

$
0
0
2014年11月16日(日)
Lost in Translation 2003年 アメリカ

イメージ 1

ベッドに横になったおしりから始まる。
舞台が日本なので、とても不思議な気分になります。
自分たちが普通にやっていることを、改めて「外の目」で見るから、あれっ?ていう感じ。
以前日本に赴任しているアメリカ人二人が、この映画を見たと言って盛り上がっていたことを思い出しました。
日本人が見ると、地のセリフがみんなわかってしまう(当然ですが)ので、ネガポジ逆、みたいな印象になります。

サントリーのCMで来日している設定になっているので、余計リアルに見えます。
ホテルにプレゼントとしてくる女の人がいましたが、ああ、接待的にこういうことするのね、と思ったり。
バーでいつも同じシンガーが歌っているのを見ていたり。

それと、ボブの妻からのFAXや電話もリアルな感じだったなぁ。
書斎の棚とかカーペット選べとか、子供の誕生日がどうとか。

シャーロットはちょっとかわいらしすぎる感じですね。
もうちょっと普通の女性ぽいほうがいいと思ったくらいかわいい。
高層ホテルの窓から東京を眺めているカットがすごく印象的。
彼女、カラオケもうまいんですよね。

イメージ 2

ゲーセン、カラオケ、クラブ、どこも音が異常に大きくて、私の苦手な場所です。
そしてとても日本的な場所。
逆に生け花とか、お茶とか、京都の寺社とか、歴史的なところはみな極端に静か。

ミドルエイジ・クライシス、「ポルシェ買った?」というセリフがありました。
派手なTシャツを裏返しにして、タグを切ってくれという場面がありました。
カラオケBOXで、「風をあつめて」が漏れ聞こえてました(エンドタイトルにも)。
バーのシンガーが部屋で歌っていた鼻歌は「真夜中のオアシス」でした。

イメージ 3

ラストが、とてもいいですよね。
Tokyoの町の中で、タクシーを止めて、抱き合いキスをする。何事かささやく。
東京が舞台で、少しうれしくなります。

監督ソフィア・コッポラ
脚本ソフィア・コッポラ
EPフランシス・フォード・コッポラ 、 フレッド・ルース
製作ロス・ケイツ 、 ソフィア・コッポラ
撮影ランス・アコード
美術アン・ロス 、 K・K・バーレット
音楽監修ブライアン・レイツェル
編集サラ・フラック
●出演者
Bob Harris  ビル・マーレイ
Charlotteスカーレット・ヨハンソン
Johnジョヴァンニ・リビシ
Kellyアンナ・ファリス
マシュー南マシュー南
CMディレクター 田所豊
チャーリー 林文浩
通訳 竹下明子
HIROMIX
藤原ヒロシ
桃生亜希子

※データはmovie walker、all cinemaです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 788

Trending Articles