2014年9月15日(月)
LOVING YOU, LOVING ME 2011年 タイ
タイ映画は久しぶり。
ほとんど日本とのギャップは感じませんね。
かえって映像の新鮮さはこちらの方が優れているかも。
冒頭から目の不自由な女性が公園で歌う場面から始まる。
幼稚園でのきょうだい。ウサギの着ぐるみの少女は、発達障害を持っている。
この子が上野樹里そっくりなのには驚いた。
昔ながらの靴屋と息子の大規模靴工場。娘は時代遅れのおじいちゃんがあまり好きではない。
バイオリンで才能のあるジョイは、勝手気ままに演奏するが、新任の音楽教授に連れられて音楽発見の旅に出る。そこには妹も一緒。
軍人の妻と息子。父はなぜか存在感がない。
悲しむ妻。
この3組の家庭がからみあって物語が進みます。
美しい自然の中で、旋律を写し取るという作業を続ける教授。
その過程でジョイと妹も落ち着きをとりもどしていく。
ドル急落で靴工場はうまくいかず、昔の記憶を思い出しながらまたおじいちゃんに助けられて立ち直る。
娘とのきずなも取り戻す。
軍人の父は・・・。
小学校の発表会には・・・。
全体に弱者に対する温かい目を感じます。
逆に日常では厳しいため、それをテーマに描いたのでしょうか。
いずれにしても、日本的なところも随所に感じて、アジアの共通点かと思いました。
監督:ピーラサック・サックシリ
プッティポン・サーイシーケーウ
サヨムプー・ムックディープロム
●出演者
パッチャイ・パックディースースック
アピンヤー・サクンチャルーンスック
ソムチャイ・サックディクン
ラリータ・パンヨーパート
※データはall cinemaです。